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兼業シュフ

働く子育て主夫(婦)が忙殺されませんように。

迫る悪魔の3歳児!『イヤイヤ期』には『前頭葉』を使え!

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どんも~ゆうポンです。


ボクの息子が先日3歳の誕生日を迎え、晴れて『悪魔の3歳児』の仲間入りを果たしました。


『魔の2歳児』の頃から「イヤイヤー!!!」が凄まじかったのですが、


3歳になってなんか余計イヤイヤがすごくなってて「これが悪魔か…」と滅入ってしまう毎日です。


ボク「風呂にはいろ?」 息子「イヤー!!いま遊んでるの!!」


ボク「歯を磨こうか」 息子「イヤー!!いま絵本読んでるの!!」


ボク「お着替え…」 息子「イヤイヤー!!もうパパ嫌い!!」


ボク「…(´・ω・`)」


怒っても火に油…ストレス溜まるだけです。


じゃあどうするか!!考えて実践してることを書いていきます。

子どもの発達過程を知ってまずは諦めましょう

子どもの『イヤイヤああぁ』は感情表出。まずは感情(情動)の発達過程を見てみましょう。

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引用:
じぶんメディア : 大脳辺縁系・大脳皮質前頭葉

情動の発達は大きく3つの階層性からなります。


1番最初に発達するのが『接近・回避』快か不快かの情動です。


これらは『脳幹』という人間の脳の中で一番下位の部分の働きとなります。おもに胎児期(お腹の中にいるとき)に機能発達し、新生児期でみられる情動表出です(空腹を起こすと泣いて『不快感』を訴える)。


その次が『幸福』『恐怖』『怒り』『嫌悪』『悲しみ』『驚き』の6つの情動で、『大脳辺縁系』といわれる人間の情動や欲求をつくる部分の働きとなります。まさに2~3歳児はこの部分が絶賛発達中です。


もっとも上位の情動が『誇り』『困惑』『罪』『敬服』『嫉妬』であり、人間でもっとも上位の脳機能である『大脳皮質』のなかでも『前頭前野』といわれる部分の働きとなります。この部分の機能発達は生後から18歳ごろまでゆっくりと発達していきます。


かんたんに書いていきましたが、情動の発達を見るだけでも2~3歳児は『自分がしたいこと』の欲求ベースで行動しますし、この『欲求』をコントロールする『前頭前野』の働きはまだまだ未熟です。


しかも『親の言うことをきく』のような、自分以外の人間の意図を理解する機能やルールを理解するような高次な機能が発達しはじめるのは5歳ごろからといわれています。
(※他者の意図を理解するには『心の理論』といわれる機能発達が必要です。詳細は後日また記事にしますが、他者との意図を読み取るには『共同注意(↓↓コチラを参照↓↓)』を働かせないといけません。)


kengyo-shufu.hatenablog.com


そうなんです。魔の2歳児、悪魔の3歳児に言って聞かせてそれを理解させるなんてその歳の脳の発達からみて至難の業なのです。


だからボクは「ダメ!!!今すぐお風呂に入らないといけません!!」なんて怒って言い聞かせるのは諦めました。


だってストレスたまるんだもん(´・ω・`)


ボクが実践している『イヤイヤ!!』への対応


じゃあなにもしないの!?いやいやまさかまさか…


対応にも脳科学を取り入れて一工夫。そして『欲求』をコントロールする『前頭前野』の発達を促し「自分を律する」トレーニングにもつなげることができるのです。


その方法は…『子どもにもわかりやすい次の行動を起こすためのルールを提示して一緒に遊ぶ』ことです。


「はぁ!?忙しい私たちにそんな時間あるわきゃねーだろっ!!(#゚Д゚)」


まぁまぁそーいわずに。


まずはわかりやすいルールの提示から説明しますと…


ボクが息子に提示するルールは一定の時間が経ってからの合図です。正確に言うと時間の概念である『時制』は4歳ごろから発達するといわれているのですが、「何時まで」とか「何分後」とかの提示ではなく、


「ピピピ(タイマー)がなったらお風呂にいこ?それまでは一緒に遊ぶからピピピがなったらお風呂に一緒に行くよ」


という声かけをしてタイマーをセットします。


このような数字が大きく表示されるタイマーを使えば、数字に親しみを持つことにもつながるので数の概念形成にも役立ちますよ!



うちの息子もこのタイマー作戦でピピピっとなるとお遊びをピタッと止めて「お風呂にいこっか」と約束した行動を起こしてくれます。しかも数字にも興味を持ってくれて一石二鳥ですよ!


タイマーのセット時間はいつも1分くらい。時間に余裕があれば5分です。


まぁ時間というより、タイマーの音(合図)をルールにしてる感じでしょうか。


ここで数に興味がでて、数唱(1〜10まで数えられるくらい)の概念が出来上がってきたら「10数えたら終わろうね」みたいなルール設定もできます。


ねっ?時間かからないでしょ?


子どもの欲求である『遊び』を一緒に行ってはしゃぐことで感情のアクセル役である『大脳辺縁系』のなかの扁桃体という部分を活性化させます。


扁桃体はよく『不快情動』をおこす部分と言われていますが、『他者と心地よい感情体験をつくる(はしゃぐ)』ことでも活発に働きます。


このような遊びを一緒に行うと、衝動をコントロールする能力が高まるといわれているのです。


はしゃいで衝動をコントロールする?一見矛盾するようですが、積極的な子どもと親とのスキンシップによって扁桃体の興奮を高め、ルールに従って遊びを終了させて約束した行動に移す練習をすることで、前頭前野(抑制能力)を働かせるトレーニングになります。


親との遊びを介したコミュニケーションが扁桃体(欲求)と前頭前野(抑制)の適切なネットワークの形成を助けるというわけです。


このように子どもを親の意図に従わせるのではなく、『子どもの意図を読んで付き合ってあげる』ことが子どもの快の情動を刺激して約束したルールを理解させることにつながるというわけです。

まとめ

子どもの遊びにつきあう時間を少しでも作ることで『イヤイヤ期』を乗り切ることができると考えれば、忙しくてもほんの少しの時間を割く気になりません?


「なんで言うこときかないの?」とくよくよ考えてストレス溜めるより、「どうすれば言うことを聞いてくれるようになるのか?」と思考を転換させてトライしてもらえれば幸いです。


ちなみに…「あれ買ってー!!これ買ってー!!」に対する対処方法は現在思案中です…(笑)