不倫の発覚が原因で離婚することになった話
先日僕の不倫がバレて離婚しました。
『最近妻とうまくいってないし、ちょっと女の子と食事行って楽しく話すくらいならいいかな?』
そんなきっかけからずるずると一夜を共にしてしまいました。1回きりだし絶対バレるわけない!心を入れ替えてこれから家族のために尽くしていけばいい
そんな自分本位な想いでこれまで生活してきましたが…終わりは突然やってきます。
日常が突然修羅場と化す…不倫している人は覚悟できていますか?
浮気相手の彼氏(!?)が突然家に来た
とある日、仕事から帰宅すると、駐車場に見慣れない車が…
(お客さんかな…それにしても邪魔だなぁ)
そう思いながら「ただいま~」と玄関を開けると義父さん、義母さんと知らない男物の靴が。
「あぁ、来客か。だから帰宅時間確認してきたんだな」
リビングに入るとそこには神妙な面持ちの義父さんと義母さん、無表情の妻、そして僕と歳は一緒くらいの顔を真っ赤に怒りの表情に震える知らない男性がテーブルを囲んで座っていたのです。
ただならぬ緊迫した空気を感じた僕は恐る恐る…
あの…ただいま。今日はどうされたんです…?
と口を開くと、知らない男性は怒りに声を震わせた様子で
あなた、○○○○(不倫相手の名前)をご存じですよね?
僕は絶句し、全てを察しました。
(あ…バレたのか)
不倫内容
少し前、僕は会社内の違う部署の女の子と仲良くなっていました。
当時、妻とはすれ違いの生活で少し険悪な雰囲気だったこともあり、若くてかわいらしいその子との会社内での交流はとてもワクワクするものでした。
LINEなどのやり取りを行っていくうちに、食事に誘われたのです。
その子には妻子がいることも伝えていたので「食事はちょっと…」と返事を渋ったのですが、
「ちょっと話を聞いてほしいの…少しの時間だけでいいからダメかな」と。
(まぁ少しくらいならいいかな…話を聞くだけだ。)
と、ちょっと浮ついた気持ちでOKをしました。
相談の内容は彼氏の浮気のことでした。その子のほかに3人ほど同時並行で付き合っている子がいるらしく、別れるべきか、さみしいみたいなことを話していたのですが、なんか話の内容が少しずつ性的な内容になっていきます。
僕は「よくある展開だけどこれはおいしいなぁ」とドキドキしてしまいました。
それからもその子の『相談にのる』名目の食事が続きます。僕はすっかり自制心を失っていました。
その後の良からぬ展開を期待してしまっていたのです。
ある日、些細なケンカが原因で妻は実家に帰ってしまいました。ムシャクシャする気持ちをスッキリさせたいと僕はその子を飲みに誘いました。
当然飲むだけで終わるはずもなくホテルで一夜を共にしてしまったのです。そして僕は賢者モードになることでやっと冷静になり、コトの重大さを自覚しました。重苦しい罪悪感がのしかかります。
翌朝、その子を家に送り僕は言いました。
「こんなことしてしまったのは僕の心に隙があったから。申し訳ない。けどやっぱり家族が大事だからもう会うのはやめにしよう」
それからは会社で会って話すことはあってもそれ以上の付き合いになることはありませんでした。
浮気を認めるよう迫られる
知らない男性はその子の彼氏でした。彼氏は言います。
僕がなんでここに来たのかはわかりますよね?
僕は黙ったまま動けません。突然の展開に思考停止してしまいました。
一男くん、黙ってちゃ分からないだろう。なにか言ったらどうなんだい?
一男さん…もうわかってるから。正直に全部話して
義母さんは黙ったままこちらをじっと見つめています。
男性はボイスレコーダーを出して再生しました。内容は不倫相手のその子が男性に浮気を自供しているものです。
僕は観念し、全てを打ち明け彼氏に謝罪しました。そしてもう2度と彼女と連絡を取らない・会わないことを約束し彼氏は帰って行きました。
修羅場、そしてついに妻に迫られた『離婚』
当然その後は妻、義父母からの追及が始まりました。
で、その子とはなんで不倫したの?何回会ったの?本当にやったのは1回だけ?
もうこの際だから隠していることがあったら全部話したほうがいいんじゃないのか?
食事は何度かしましたが一夜を共にしたのは本当に1回だけです。僕の出来心です。誘惑に勝てませんでした。
で、これからどうするつもりなの?謝ってまたやり直せるなんて思ってないよね?
本当に申し訳ない…。けどできるならもう一度チャンスをもらいたい…
もう無理…汚い。子どもにも触れてほしくない…もう離婚しか考えられない
妻は頑なです。僕は…ただ頭を下げ続けることしかできません。
重苦しい罪悪感、妻・子どもを失ってしまうのではないかという恐れからくる焦燥感…
なんともしようがない重苦しい沈黙。
離婚を受け入れるに至った決定的な言葉
その沈黙を破ったのは義母さんでした。
妻に対する愛はあるの?情でしかないならもう一緒にいないほうがいいんじゃない?
…ああそうか。情しかないのか。
なんか妙に納得してしまいました。
妻との生活のなかで僕は自分本位での考えに終始していました。そこには「妻を愛しているから」という行動動機はなかったことに気付かされたのです。
もう受け入れるしかない…。
そして僕は一人になりました
その日のうちに妻は荷物をまとめ、子どもを連れて実家に帰りました。
喪失感に呆然としていた僕に義父さんが去り際…
男としては一男君がしてしまったことは…わからんでもない。けど私は妻の父だから…諦めなさい
…
こうして別居が始りました。
突然一人になってからの生活の変化、離婚に関してしないといけないこと、父親として子どもにできることや義務責任などその他。
自分への戒めとして、何をしなければいけないかを考えるためのきっかけとしてブログを使おうと思いました。僕の経験をもとに、男目線での離婚に関する有用な情報が発信できればと思っています。
よろしくお願いします。