浮気バレて離婚した男のブログ

離婚の過程、子ども、シングルライフやその他いろいろ

それでも離婚したいと思いますか?僕が離婚して感じたメリットとデメリット

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あなたは現在の結婚生活に不満を感じてイライラしていませんか?


僕にとっての結婚生活は、子どもと過ごす時間や妻・夫と支え合って生活を送っていくことで幸せを感じることも多々あったのですが、生活スタイルや金銭管理、休日の過ごし方など自分の思い通りにいかないことが多く、ストレスを感じることが多いものでした。


そしてまぁ僕が原因(不倫がバレた)を作って結果的に離婚、という形になったのですが、生活スタイルは劇的に変化しました。僕にとってとってもメリットに感じる変化と、もちろんデメリットもあるのですか…


ぶっちゃけとてもスッキリした部分が多いので今回はそれらを書いていきます。


離婚して感じたメリット

メリットに関しては、『自由』だと思います。

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自分にとって何が本当に必要なのかがはっきり見えてきた

離婚してまず最初に感じたのは、自分にとってムダなものが多かったんだなということです。


たいてい離婚に伴って夫婦別居することになり、夫婦の持ち物が別々になりますよね。夫婦で揃えた家財道具、どっちが何を持っていくかを離婚協議の中で話し合い、整理していきました。


そして引越しの準備のため、妻の持ち物を分けていきながら自分の持ち物も整理していくのですが、今後生活していく上で自分にとって何が必要かを考えるとてもいい機会になりました。


ずっと読んでないマンガや本、大量のCDは荷物がかさむのでもう必要ありません。捨てずに売ると、本棚で埃をかぶっていたものでもお金になります。これに伴ってCDラックと本棚が1つ不要になります。




ちなみに不要な本・CDやDVDを売るとき皆さんはブック○フを使っていると思いますが、買い取り専門の業者を使ったほうがより高額に買い取ってもらえることをご存知ですか?

僕はまず不要になったマンガやCD・DVDをブック○フの買い取り査定に持っていったのですが、CDは洋楽約400枚のうち、値がつく200枚で買い取り価格1000円弱、マンガに至っては300円ほどしか値をつけてもらえませんでした。

しかし
CD/DVD買取ざうるす
の買い取り査定を申し込むとCDはブック○フで買い取りできないと言われた分も含めて査定価格約5000円、マンガも査定価格約1500円とブック○フに比べ約5倍の値をつけてもらうことができました。


おもちゃ、ゲーム、フィギュアなどの不用品であれば【買取専門店トレジャー】
での買い取りがおススメです。

査定・送料は無料、壊れているものでも買い取りしてくれます。またプレミアムバンダイ等のコレクター商品は高額買い取りしてくれるのでずっと集めてたけど捨てように捨てられないホビー商品がある方は一度査定申し込みしてみてはいかがでしょうか?





洋服も、荷物を最小限に抑えるためにしばらく着ていないものを除外していくとカラーボックス1つに収まりました。


テレビは別居して1カ月の間、電源を入れたのは面会交流のときに子どもと日曜の朝にアニメを観たときだけです。全く執着がないということに気付かされました。


僕の家に残ったのは、本・PC・オーディオ・炊飯器・洋服用のカラーボックス2つ、本棚が1つと掃除機だけ。


もちろん冷蔵庫やコンロ、洗濯機などの生活必需品はまた買わないといけないのですが、それにしても、僕にとって不必要なものが本当に多かったんだな…ということを実感しました。


結婚生活中は、相手があまり片付け上手ではなかったので僕が掃除をすることが多く、片付けるものが多いほどイライラしてしまっていました。

それに、モノが多く散在していたのでどこに何がどれだけあるかほとんど把握できておらず、ないと思って買って後であることに気付くということが多かったのですが…


モノがなくなると、片付ける必要がなくなるので全くイライラしません。それに今まで片付けに使っていた時間を自由に使うことができます。

どこに何がどれだけあるかも把握しやすくなるので、物を買うことも少なくなり無駄な出費が抑えられます。

このスッキリした状態が続くとそれを維持したいという思いが働き、ほしいものがあっても『これは自分にとって本当に必要なものなのか』と吟味するようになり無駄な買い物をすることがなくなりました。



俗に言う『断捨離』を、離婚をきっかけに実行することができました。


自分の自由な時間が増えた

今まで家族と過ごすために充てていた時間がなくなるので当然自分が自由に使える時間が増えます。


結婚中は、妻が出不精で家にいる時間が多かったので休みの日も殆ど一緒に過ごしていました。お互いのしていることにあまり干渉することはなかったので、当時から自分のしたいことはある程度できてはいたのですが、平日仕事が終わってからも、休みの日もひとりなので誰にも気を遣うことなく自分のやりたいことができるのは快適です。


読書や仕事の勉強をする時間が好きなだけ確保できるので、プライベートな時間だけではなく仕事にも好影響を与えることができます


要は、生産的になれる時間が増えたということですかね。


結婚生活中、休日のお出かけは妻の希望で買い物などに出かけることが多かったのですが、

離婚して子どもと出かける時も、子どもの希望第一でお出かけ先を選ぶことができます。


金銭的な不安がなくなった

自分の労働で得た収入を、自分でコントロールできるのはこんなに嬉しいことなのか…と改めて実感しました。


結婚生活中は、僕の通帳は全て妻が管理していました。収支のコントロールは全て妻がやっていたので、僕は自分の収入を給与明細でしか知ることはありませんでした。

あまり収入も多いほうではなかったので、お小遣いは殆どなし…。自分の自由なお金を手に入れるため、平日夜に週1~2回と週末はアルバイトをしていました。

そのアルバイト収入も、時に支出が多いときは家計に納めないといけませんでした。それにも関わらず、時に光熱費などの滞納があり、常に『お金がない』、『家計は大丈夫なのかな』というお金に対する不安が付きまとっていました。


しかし、離婚していざ自分で家計管理してみると、生活に必要な経費や慰謝料・養育費を払っても貯金ができてしまうほどの余裕がありました。これにバイト代も合わせるとかなりの余裕があるので、バイトは少し減らして自分のための時間を確保。その時間をまた読書やブログを書くための時間に充てることができます。


それに前述した断捨離を行うことで、無駄な出費を大幅に減らすことができました。
苫米地英人の金持ち脳? ~捨てることから幸せは始まる~』にはこう書かれています

金持ち脳になるために一番重要なのは、収入を増やすことではなく、支出をコントロールすることなのである。
参考:苫米地英人の金持ち脳? ~捨てることから幸せは始まる~



収入に応じた支出を自分自身でコントロールすることで、お金に対する不安が殆どなくなりました。

女の子と連絡することにビクビクしなくていい

女の子と連絡を取るのに妻にみられてないか、バレないかビクビクする必要がなくなりました。これからはやりたい放題です!!(爆)


…というわけにもいきませんかね。


けど不倫を経て離婚して、なんか女性との付き合いを考えるのが面倒になりました。


また結婚を考える?バツイチの自分を受け入れてくれる?子どもはなんて思うだろう…


こんなことを考えるのが時間の無駄だと思えるようになったのも、離婚に伴うメリットでしょうかね。


性欲減退したのもまた1つのメリットでしょう(笑)



離婚に伴うデメリット

そして当然デメリットも多々あります。これん関しては『喪失感』というものが大きいですね。不倫離婚した僕に関して言えば自業自得なのですが、それ以外の理由で離婚を決めるには、これまでの生活で気付いてきたものを『喪失』することを覚悟しないといけません。

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離婚を決め、実行するまでに多大な時間・労力を必要とする

僕の場合、自分の有責をすぐに認めたので『協議離婚』という形で離婚を決めるまでの流れもスムーズだったのですが、それでも財産分与、養育費、慰謝料、面会交流頻度の取り決め、引越し、離婚届の提出に至るまでの書類準備や役所手続きなど…


非常に多くの時間(うちの場合約3カ月)を必要としましたし、正式に離婚が決まるまでの間はあれこれ考えることが多く、またナーバスになりやすい時期だったためとても精神的な負担も大きいものでした。


有責の僕がきつかったので、不倫された妻の精神的負担はもっと大きかったでしょう。


それほどにこれまで築いてきたものをお互いの不満がないように『分割』するということには多大な労力を要します。


離婚後うつが多いのも頷けますね。とにかくポジティブに居続けるための強い精神力が必要です。


一人になるという孤独

仕事から家に帰れば妻・子どもが「おかえり!!」と出迎えてくれ、夕食も家族で摂りながら今日の出来事を語り合い、お風呂には子どもと一緒に入っていろんな話をして、寝るときはみんなで「おやすみ」と言い合う。


先に就寝した子どもの寝顔に癒される。


そんな結婚生活を送っていれば当たり前のような生活が、離婚すると一変します。


帰ってきても人気はなく薄暗い部屋、「ただいま」をいう相手もいない、当然夕飯は自分で準備してひとりで黙々と食べる、ひとりでシャワーを浴びてひとりで寝る…。


自分の家族がいる生活を経験してしまうと、ひとりというのは相当きついです。これが僕の場合、自分の不倫が原因なのでなおさら苦しく感じます。


最近は少なくなりましたが、子どもとの何気ない会話やあの何ともいえず癒される寝顔が恋しくて仕方なく、そのたびに自分のしてしまったことへの後悔の念に打ちのめされていました。


離婚しても男が親権を取るのはとても難しいといわれています。自分の価値観や時間と引き換えにひとりになるという、家族の『喪失』を覚悟しないといけません。


子どもと過ごす時間が限られる

これも親権を相手に譲った場合、特に離婚する(した)男性に言えることだと思います。


たと僕のように有責で離婚しても、子どもと会う権利は保障されているので『面会交流』という形で、夫婦が離婚前に協議した頻度で子どもに会うことができます。僕の場合はだいたい月1~2回、週末に1泊2日の頻度で子どもと会っています。


不倫離婚した僕が言うのもなんですが、僕は本当に子どもが大好きです。ぶっちゃけ、不満の多い結婚生活が続いていたのは子どもの存在が大きかったです。


子どもの成長をずっと見続けたいから、という思いで結婚生活を維持していたと思います。


そんな大好きな子どもとも、会えるのは月3~4日…。面会交流はとにかく子どもを楽しませたい思いで、子どもの希望を最優先させます。子どもの食べたいものを作り、子どもの行きたいところに行きます。


子どもは「パパといるの楽しいよ」と言ってくれます。僕だって最高に楽しいものです。


そんな楽しい時間をすごした後、元妻の元に子どもを送り届けるのはとてもさみしいです。胸がググググっと締め付けられる思いで子どもと別れなければなりません。

面会交流の後で家で過ごすひとりの時間はまた格別なさみしさです。次の面会交流までの期間はとっても長く感じます。


くどいようですが僕の場合は自業自得です。しかし、離婚には子どもとの離別という『喪失』が付きまといます。


『離婚した』『バツイチ』という負い目を感じてしまう

これは家族の喪失に比べればそんなに重いデメリットではないかも…


幸い僕の周りには離婚経験のある方が多く、離婚の原因を話しても「あっそう」「ふ~ん」「ひとりになれてよかったね」程度で済まされてしまいます。


けど、日本の倫理観において『離婚』ましてや『不倫』なんてなかなか受け入れられないものですよね…。


芸能人の不倫報道でメディアの厳しい追及を聞いてるとなんか「あぁ…なんかとんでもないことをしちゃったんだな」と思ってしまいます。


結局離婚ってどうなの?

以上、僕が感じる離婚して感じたメリット・デメリットを書いていきました。


当然、離婚すれば失うものが多いのですがそれと引き換えに得られるものが多いってのが僕の印象です。


ブログ書きながら思ったのですが、僕はおそらく結婚に向いてないのでしょうね…誰に気を遣うことなく、ひとりで居ることが性に会ってるんだろうなぁと改めて感じました。子どもと離れるのはさみしいですが…。



僕のように、


自分以外の誰かと生活するのが苦手

気を遣って生活するのがストレス

他人のペースに会わせた生活に疲れる

主体性の損なわれた生活にウンザリ


ってな方はひとりのほうが幸せかもしれませんね。