浮気バレて離婚した男のブログ

離婚の過程、子ども、シングルライフやその他いろいろ

実体験をもとに離婚を成立させるための別居について気をつけることを書いていきます

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僕は不倫がバレて離婚を妻に宣告された次の日から別居を始め、2~3カ月の別居を経て離婚しました。


僕みたいにゲスい不倫をした夫と一緒にいるのは虫唾が走るくらいいやですよね。


不倫に限らず別居からの離婚を考える要因は家族(嫁姑・小姑)の問題、性格の不一致、お金(相手の借金や浪費)に関する問題、DV、ハラスメントなど様々です。


別居して話し合ってはい離婚とスムーズに話が進めばいいですが、離婚成立に行きつくまでにはけっこうめんどくさいことがいっぱいあります。



いや、離婚の元凶が何言ってんだって感じだと思いますが…。



けど実際の僕の離婚までのプロセスを通してこれから離婚や別居を考えてる人に参考にできることがあればなぁと思ってます。


僕の別居からの離婚実体験をもとに初めて知ったこと、別居するための準備を書いていこうと思います。

別居しても配偶者には『婚姻費用』を支払う義務がある

別居を始めてまず最初に考えたのは『生活費をどうするか』ということ。



僕は妻と同居中は財布を全て妻に預けていたので、別居したものの手元にお金が殆どありませんでした。翌日に妻に連絡して僕の通帳を返してもらったのですが、「離婚決まるまで生活費はちょうだいね」と言われました。



その時は「なんで別居した人の生活費まで…子どもの養育費ならわかるけど(原因の元は僕だけど)」と思ったのですが、調べてみると別居中でも助け合う義務(生活扶助義務)があったのです。しかも。お金を稼いでいる側が、配偶者の生活費を負担しないといけません。



この別居中の生活費を『婚姻費用』といいます。



婚姻費用の額に関しては、夫婦間の合意で自由に設定出来るようですが、子1人で配偶者が専業で収入0の場合、支払う側の年収が300~600万であれば目安となる婚姻費用の額は6~12万…。決して安くはありませんね。



お金のことでもめるのはとてもエネルギーが要りますしめんどくさいので、僕の場合は家賃光熱費と僕の最低限の生活費を除いた額を婚姻費用として支払うことにしました。



これは離婚を決めて別居するうえでは、稼いでいる側の『扶助義務』となりますのできちんと払っておいたほうがよさそうです。払っておかないと、もし離婚調停になった場合は扶助義務の放棄とみなされ立場が悪くなってしまいます。



離婚・別居を決意するに至ったその要因、ちゃんと証拠はつかんでますか?

配偶者の不倫が原因で離婚・別居を決める人は多いと思うんだけど、その不倫、ちゃんと証拠はつかんでますか?



僕の場合、不倫相手の彼氏が持ってきた証拠(不倫相手の自供を録音したもの)を提示されてあっさり不倫を認めました。



事実は事実なので、どんなに不利な状況になったとしてももう認めるしかない、妻の離婚の要求をのむしかないと観念したのです。



しかし、相手がなかなか不倫を認めない場合が大変です。そもそも民法で離婚が認められる不貞行為って不倫相手と性的関係がある場合と定義づけられているので、



・浮気相手とキスしてた

・食事に行っていた

・メールしてた



程度では不倫と認められないことが多いそうです。もし上記の証拠程度で離婚を決意し、一方的に別居を始めてしまっても離婚に必要な正当な理由なく生活を放棄したとみなされて離婚調停の際、不倫された側が不利になってしまうこともあるんだって。



しかもタチが悪い不倫者だと、話し合いでいったん不倫を認めても別居後に「証拠がないからやっぱり認めない!!」って否認に転じてなかなか離婚に同意しないこともあるそうです。



まぁ不倫を認めて離婚になってしまえば、慰謝料払わないといけないし、財産分割しないといけないし、親権も取られて子どもとも会えなくなるし…自分にとって不利になることばかりだから認めたくなくなる気持ちもわかるんだけど…不倫された側にとっては腹立たしいことこの上ないでしょう。しかも離婚成立までには配偶者との話し合い、調停などかなりのエネルギーを使うと思います。



相手が不倫しているという確証があるのであれば、相手が絶対に否認しようのない確実な証拠をつかんでおく必要があります。


配偶者の行動が怪しいと思ったら、まずはしっかり行動記録をつけておきましょう。帰宅時間や話した内容、食事はどうやって済ませたかなどを時系列で記録しておくといいと思います。



相手のスマホのロックが解除できれば絶対的な証拠となる写真があるかもしれません。

なくてもLINEやメールのやり取りが確認できれば有力な証拠となります。スマホのロック解除の仕方はググればいろんな方法が出てくるので探してみてください。ちなみに僕は写真は一切取らず、LINEのトーク履歴も消去していましたが、うっかり通知オフし忘れてたことがあって、妻の前で不倫相手から通知が来たときはビビりました…。

こーいうスマホの着信に対する反応を細かに観察するといいかもしれませんね。僕の場合はけっこう怪しまれてたと思います。



お金の流れはどうでしょうか?「仕事で遅くなる」は結構怪しいものです。一番言い逃れがしやすい理由だから。

そんな仕事してるはずの日・時間に外食したレシートなんかありませんか?また、配偶者の行動範囲から明らかに外れた場所での買い物レシートなんかあれば怪しいですよね。クレカの明細なんかも確認してみたほうがいいかもしれません。



スケジュール帳にも有力な証拠があるかもしれません。いまどきスマホでスケジュール管理している人が多いと思いますが、絶対にアナログ派がまだまだ多数なはず。ロックできないスジュール帳は証拠の宝庫かもしれません。

例えば相手の帰りが遅い日(不倫している可能性が高い日)がパターン化していて、スケジュール帳に記されてる怪しい予定とマッチングすれば、それを写真に残しておきましょう。



このような証拠と配偶者の行動記録をもとに探偵にピンポイントで調査を依頼すれば確実な証拠をつかむことができます。相手の行動パターンをおおむね把握しておいて自力収集した証拠と照らし合わせることで短期間の調査で証拠をつかめるので費用を抑えることができます。


自力での証拠集めも必要ですが、深く悩んでストレスを抱える前に一度プロに相談して的確なアドバイスをもらうのもありかもしれません。相談するだけなら無料だし、今後の人生をよりよくできるなら一刻も早くスッキリしたいですよね。

不倫/浮気調査専門のエースリサーチ探偵事務所

東京探偵社AI





離婚を成立させるためには距離をおいて別居すればいいだけではない

このように別居1つにとっても気をつけないと離婚自体が危うくなることがたくさんあることが分かりました。



また、お金の問題はしっかりクリアにしておかないと悪い後味がもっと不味くなってしまいます。



子どもがいる場合はなおさら。妻だけでなく子どもの扶養義務にもかかってくるし、別居中に誠実に対応しておくことで離婚後の子どもとの面会交流の頻度などこちらの要求も言いやすくなると思います。実際、子どもとの面会交流の条件はめちゃくちゃ僕に譲歩してくれました!!



離婚を決めて別居する前に色々とした調べをしておきましょう。